以下のツイートを発見した。
株を発行して円を調達しIPOするというのは古いモデルになるとおもう。最新の企業はDACでビットコインを調達し、独自コインを割り当てて資金調達する。そして、独自コインとビットコインとの換金性を維持することがIPOみたいなもん。
— 大石哲之(おおいしてつゆき) (@tyk97) 2014, 5月 18
ビットコインが近代の終わりを決定づけたといえる。
— 大石哲之(おおいしてつゆき) (@tyk97) 2014, 5月 18
記事はダイヤモンド・オンラインにあった。
分散市場と自動化企業が作る未来社会――起業が容易になれば社会は進歩する
私にとってはDACというのはよくわからず、ビットコインも決済方法として有効なら個人間で使われていくだろうということしかわからない。しかし大石氏のこの「近代の終わりを決定付けた」という話の意味だが、私はこう拡張解釈してみたい。商品・制度・社会が近代の産物そのものであり、内に閉じることによって構成されてきた。ブログでいえば自分の記事に集中させることが利益であり、意味を外へ分散させていくことは利益ではない。しかし、利益とは常に外部にあるものであり、外に採りに行くものである。自分の考えたこともない世界へ常に拡張させて開いていくことにしか、利益獲得の方法はない。商品・制度・社会は環境生存経済へと開いていかねばならず、そのための言葉の実験は常に対象を外に求めて新たなことを考え続けていくしかない。
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