60年代後半から80年代前半までにかけてのカウンターカルチャー、産業文明批判の流れが、フランス構造主義として結実して花開き、日本では吉本隆明などがそれに対応するかたちで論理展開をしました。
構造主義はアルチュセール、ラカン、フーコーときますが、マルクス主義の立場に固執せざるを得なかったアルチュセールと違って、フーコー、ラカンには独自の論理展開があり、特に著作がほぼ完結しているフーコーの世界はひとつの完結したユニバースをつくっています。
わたしの立場はフーコー、ラカンの論理を吉本隆明と相互補完的に使用し、人間主義=ファシズム、マルクス主義を越えることです。
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