2014年5月22日木曜日

ハリウッド版「GODZILLA」初日の興行収入2014年最高額を記録

ハリウッド版「GODZILLA」の脚本家が描きたかったゴジラの姿とは

このゴジラには原発が破壊されるシーンや津波がもろに出てきて、3.11の問題を正面から取り上げているようですが、もともと第一作の「ゴジラ」も水爆で巨大化し、放射能を吐くようになった怪獣を描いたものでした。前回のイグアナのハリウッドゴジラと違って、原点回帰したといえるでしょう。

 ゴジラを倒す芹沢博士役は、今回は渡辺健で、バットマンからの定番的な感じですが、もともとは故平田昭彦が演じていたもので、私は見た目で京大の小出さんが出てきたとき連想したのですが、この博士(といっても平田氏の演じている様々な役柄ですが)、ウルトラマンを倒したゼットンを発明した新兵器一発で倒し、バルタン星人の大軍団も発明した光線銃で倒し、しまいには片目をを失ったミスターKとして、レインボーマンを相手に日本人を地球上から抹殺する「死ね死ね団」をつくるほどの博士(役者)なのです。

 話がそれました。新作のバットマンシリーズで、これまでにない描写、サタンとしてのジョーカー、救いのないバットマン、非常に時代を真っ向から反映した重厚な作品をつくった「ダークナイト」「ダークナイトライジング」のレジェンダリー・ピクチャーズが、これまでにないゴジラを作ったといえるのでしょう。

 「ハリウッド版『GODZILLA』(日本公開は2014年7月25日)の週末の推定興行収入が、約1億9,620万ドル(約200億円)で世界1位を記録したことが明らかになった。」

 この映画のなかで芹沢博士役の渡辺健が米軍高官にアメリカは日本に原爆を落としたというシーンがあり、アメリカの観客は一瞬沈黙したらしいです。

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