絶滅してペットでしか生き残れないハムスター

ハムスターは地下数十メートルに穴を掘って暮らしています。だから土で飼うと一日中穴を掘っていたりします。


ハムスターには大きな頬袋（ほお袋）があります。

この頬袋に食べ物をつめこんで、巣穴の貯蔵部屋まで運んで吐き出します。地底は冬暖かく夏涼しいので、体の小ささから体温がすぐ奪われるネズミ類のハムスターにとってはちょうどいい住み家のようです。


声をほとんど出しませんが、時折、鳴きます。求愛行動ともいわれますが、縄張り意識が強く、一緒に飼うと殺し合いになります。


野生ではほとんど見られないことから、絶滅したといわれています。ペットや実験動物としてしか生きられないのです。イギリスなどではウサギやフェレットのように血統書が出て、毛並みの美しさを評価しあっています。

ゴールデンハムスターはシリアのアレッポで発見された数匹の親子から実験動物として世界中に拡散し、世界中ほぼ同じ遺伝子を持つといわれていますが、シリアではもう見つかってません。


2年ぐらいしか生きないので、人間のことはほとんどわかりません。地底に住むので目が悪いようですが、何か幼生は成体より目が見えているそぶりが見えることがあります。

子供に口移しで離乳食のように餌をやっていることがあります。

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